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カフェインの作用で脳が興奮!

 

健康情報ブログ カフェイン

★眠気覚し、頭をスッキリさせる、朝のコーヒーを日課にしてる人も多いのでは?
一杯飲めば、集中力も高まる。
そう感じるのは私だけでしょうか?

いったい、なにが体で起きているんでしょうか?

東京福祉大学 医学博士である栗原教授によると、眠気覚しは、コーヒーに含まれる成分「カフェイン」の作用です。カフェインの作用は脳を興奮させる事です。

脳の神経細胞は、神経伝達物質を通じ、様々なシグナルを伝え合っています。
ちょっと難しい話になって来ますが、神経細胞表面の「アデノシン受容体」という場所に「アデノシン」という化学物質が結合すると、グルタミン酸やドーパミンと言った「興奮性神経伝達物質」の放出が抑えられ神経細胞の活動が低下します。
が、カフェインはアデノシンと構造が似ており、アデノシンが結合するはずの受容体に取り付き作用を阻害します。
結果、大量の興奮性神経伝達物質が放出され、脳を興奮させるのだとおっしゃっています。

 

カフェインの適量は?

カフェインはコーヒー豆だけではなく、茶葉にも存在します。
緑茶、紅茶、烏龍茶にもカフェインが含まれます。
カフェインは脳を興奮させ、集中力を維持し、疲労も軽減させる効能がある。

一方で、摂取しすぎるとめまい、心拍増加、不眠症などの副作用も生じる事もあります。

文部科学省、「日本食品標準成分表2015年度版」によると、嗜好品100mlあたりカフェイン含有量はコーヒー60mg、紅茶30mg、前茶、ほうじ茶、烏龍茶20mg。農林水産省、2015年のまとめでは、エナジードリンクや眠気覚し用飲料には100mlあたり30~300mg程度のカフェインが含有しております。

国内には、カフェインに摂取許容基準はないんですって。

欧州食品安全機構は安全性に問題がないカフェインは1日400mgまでと発表しています。

 

妊婦さんへの影響は?

妊婦さんは胎児発育の影響のおそれを考慮して200mgとしています。

栗原教授によると、「日本人は体格が小さいため、より少ない量で副作用が出る可能性がある」と指摘されます。
近年は、カフェイン過剰摂取よる激しい嘔吐、不整脈などの中毒症状が問題になっておりますね。
カフェイン入り錠剤はネットでも購入できるんです。
その利便性によってなのか大量摂取に繋がるんでしょうか?
2016年3月までの5年間で101人が救急搬送され、3名が死亡しました。死亡された方のカフェイン摂取量は6g以上だったそうです。
何でもそうですが、極端に偏らずバランスよく摂取して、より快適に生活しましょうね。

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