整体・鍼灸施術を受けるときの注意事項・禁忌事項は?
重度の高血圧・重度の骨粗鬆症のかた
重度の高血圧の方
整体を受けることによって血流がよくなり、通常は血圧が下がるのですが、身体の変化により血圧を逆に上昇させてしまう危険性がないとは言い切れません。
施術直後だけでなく1日以内に目眩や吐き気などの症状を併発する可能性がありますので注意が必要です。
もし高血圧の方で施術ご希望の方は主治医に確認の上お越しいただきますと助かります。
また背中や胸付近の施術は危険性が高くなるのでお断りすることもございます。
重度の骨粗鬆症の方
当院の施術は非常にソフトですが少なからず体に外力が加わります。
特に整体の施術は関節を動かすために骨を触診したり動かすことが多いので強い力をかけることはありませんが身体に触れる以上、骨折のリスクがあるため施術をお断りする場合もございます。
一度主治医にご相談ください。
がん治療中の方
がんの治療中の場合、整体施術を受けることで血流・リンパの流れが促進され転移の危険性が高くなることがあります。寛解・完治の場合は主治医にご相談の上お越しください。
医師から手術が必要と言われている方
重度のヘルニアや脊柱管狭窄症の場合、医師から手術をしないといけないと言われることがあります。こういった場合軟骨や骨に器質的変化が生じているため整体施術では改善することは難しいとお考えください。
手術を考えた方が良い・将来的に手術が必要になるかもしれないということであれば整体施術でも改善される可能性が高いので一度当院までご相談ください。
創傷があるかた
創傷(切り傷)がある場合は整体施術を受けることで血行が促進され再度出血する、もしくは傷口付近が痒くなることがあります。
軽度の創傷で痛みが出ている部位以外であれば整体施術をうけても問題ありませんのでご安心ください。
ただ整体施術の際に痛みが出ている部位と離れている部位を触ることもありますので、傷があれば必ず施術者にお伝えください。
人工関節・プレート・ペースメーカーを体内に入れられている方
人工関節やプレートが入っていると干渉波や低周波を流す際に注意が必要なため必ず施術者にお伝えください。
整体施術はとてもソフトに行いますが関節を動かす施術の際には人工関節はデリケートですのでゆっくり動かすなどの注意が必要です。
ペースメーカーを入れている方も同様のことで注意が必要なことに加えて急な体位変換や起き上がることで一過性の低血圧の症状が出やすので必ず整体施術者にお伝えください。
鍼灸施術を受けるときの注意事項
1.お風呂に入るのは、施術後2時間以上空ける
鍼灸施術をすると局所・体全体の血流が増加します。
お風呂に入ると全身の血行がよくなってしまい効果が薄くなることがあります。
鍼灸施術をした直後から2時間以上空けることでこういったことは無くなりますので特に夕方〜夜に施術を受けられる際はお気をつけください。
2.アルコールの取り過ぎに注意する
鍼灸施術後は血行が良くなっているため普段よりもアルコールが回りやすくなっていますので飲み過ぎには注意してください。
またこれもお風呂と同じ原理でアルコールを摂取することで全身の血行が良くなってしまい鍼灸施術の効果が弱くなります。
鍼を受けた前後は飲酒は控えるようにしてください。
3.睡眠をしっかり摂る
鍼灸施術を受けた日は血行が良くなり老廃物が流れるため、少し体がだるく感じます。
睡眠をしっかり摂ることで翌日体調が整いますので鍼をした日は夜更かしせずに睡眠時間を確保することをお勧めします。
理想は7時間〜8時間ですが6時間以上は確保するように心がけてください。