靴選びで猫背になる?
あなたの自宅では、スリッパをはきますか?それとも素足ですか?
正しい歩行を教えていただくと、「蹴り出した足を着地する時は踵からついて・・・」って聞きませんか?
自宅の廊下を歩く時に、踵から衝きますか?
踵着地で歩行されると、マンションに下階の人は大迷惑じゃないですか?
おまけに、スリッパを履き歩行時に踵から床につきますか?
なので、生理的な歩行と、外履き歩行は少し違いますよね!
靴選びから、身体を整えよう
私たちが靴を使うようになったのは、遠い昔の話ですが使うようになった理由はハッキリしています。
行動範囲の広がりや環境に会わせて、足をケガから守る必要があったからです。
現代人にとっての靴は、身体を守るものというよりもファッションアイテムとなりました。
おしゃれは、足元から・・・ですもんね。
スポーツシーンの中で、競技用として決められた履物となっているように思われます。
シューズメーカーの商品戦略に乗せられて何もわからないままに、色合いや形の好み、店員さんのアドバイスで購入をしていますよね。
今、お使いになっている靴の大半が「からだを守る本来の目的から外れている」っと言ったら、あなたはどうしますか?
実は生活習慣病といった病にまで関係する怖い現実があるとしたらいかがですか?
人間の体は、足裏から始まる姿勢保持筋によって姿勢を支えて維持しています。
この足裏からの腱は適度に張っていることで、足裏にアーチを作っています。
そして、伸縮をすることでバネのようなクッション機能や心臓に血液を送り返すポンプの役割を持っています。
言い靴の条件は?
今、履いている靴の「内底が盛り上がっている」「足を巻き込むような構造を持っている」「つま先が上に持ち上がっている」「指先や甲を押さえられている」このような靴がからだの姿勢を保持するために必要な腱の働きをゆるめてしまってます。
歪んだからだやストレスの多いからだの原因となっています。
からだを守る靴とは、靴の中で足が自由に動かすことができて、どこにも圧迫やストレスを 感じない靴が本当の靴です。
選び方としては、固さも靴選びの重要な要素となります。
つま先から三分の一位のつま先立ちをする部分が柔らかい物を選ぶとよいでしょう。
試し履きの際に甲やつま先に当たりを感じる物も避けましょう。
素足の感覚に近いもので、足の指も自由に動く靴、それが体を守ってくれる靴です。