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「異常はない」と言われたのに、なぜ痛みが続くのでしょうか?
このようなお悩みはありませんか?
- 肩こりが何年も治らない
- 腰痛を繰り返している
- レントゲンやMRIでは異常がない
- 湿布や痛み止めを使っても改善しない
- 雨の日や疲れた日に痛みが強くなる
- ストレスで痛みが悪化する
- 痛みだけでなく、疲労感や睡眠不足もある
大阪府守口市のやなぎだ鍼灸整骨院でも、このようなご相談を多くいただきます。
実際に、画像検査で大きな異常が見つからなくても、強い痛みを感じている方は少なくありません。
その理由を説明する考え方の一つが、**ポリモーダル受容器(ポリモーダル理論)**です。
東洋医学では古くから、「痛みは筋肉だけの問題ではなく、全身のバランスの乱れによって生じる」と考えてきました。
この記事では、現代医学のポリモーダル理論と東洋医学を組み合わせながら、慢性的な痛みの原因と改善の考え方を解説します。
ポリモーダル受容器とは?
私たちの身体には、痛みを感じる神経のセンサーがあります。
その中でもポリモーダル受容器は、複数の刺激に反応する特徴を持っています。
「ポリモーダル」とは?
「ポリ」は「多くの」、「モーダル」は「様式・刺激」を意味します。
つまり、一つの受容器がさまざまな刺激に反応します。
例えば、
- 強い圧力
- 熱
- 冷え
- 炎症を起こす物質
- 化学的刺激
などに反応して痛みの信号を脳へ送ります。
痛みはケガだけで起こるわけではない
転んでケガをした時の痛みは分かりやすいでしょう。
しかし慢性的な肩こりや腰痛では、
必ずしも組織が壊れているわけではありません。
例えば、
- 睡眠不足
- 精神的ストレス
- 栄養不足
- 冷え
- 血流低下
でも、ポリモーダル受容器は刺激を受けやすくなります。
そのため、画像検査では異常がなくても痛みを感じることがあります。
なぜ慢性痛は治りにくいのか?
慢性的な痛みでは、受容器が過敏な状態になっていることがあります。
すると、本来なら痛みとして感じない程度の刺激でも、強い痛みとして認識されることがあります。
例えば、
- 軽く触れただけで痛い
- 長時間同じ姿勢で痛くなる
- 天気が悪い日に悪化する
といった状態です。
これは「痛みに敏感になっている状態」と考えられています。
栄養状態はどうか?
当院では、痛みと栄養状態にも着目しています。
※栄養が痛みの原因と断定できるわけではありませんが、身体の回復を支える重要な要素です。
タンパク質
筋肉や腱、神経などの材料です。
不足すると、身体の修復に必要な材料が不足しやすくなります。
鉄
鉄は酸素を運ぶ役割があります。
不足すると疲れやすくなり、身体全体のコンディションに影響を与えることがあります。
ビタミンB群・マグネシウム
神経やエネルギー代謝を支える栄養素です。
バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
睡眠はどうか?
睡眠は身体を回復させる大切な時間です。
睡眠不足が続くと、
- 疲労が蓄積する
- ストレスに弱くなる
- 痛みを感じやすくなる
ことが報告されています。
慢性的な痛みがある方ほど、睡眠の質にも目を向けることが重要です。
姿勢はどうか?
猫背や長時間のデスクワークでは、
首や肩、腰への負担が増えます。
すると筋肉が緊張し、血流が低下しやすくなります。
その状態が続くと、ポリモーダル受容器を刺激しやすい環境になる可能性があります。
当院では、
- 猫背
- ストレートネック
- 骨盤バランス
- 呼吸の浅さ
なども評価しています。
東洋医学では痛みをどう考えるのか?
東洋医学では、
「不通則痛(ふつうそくつう)」
という考え方があります。
これは、
「気(き)や血(けつ)の流れが滞ると痛みが生じる」
という意味です。
つまり、痛みは「流れが悪くなっているサイン」と考えます。
気滞(きたい)
ストレスや精神的負担で気の巡りが悪くなる状態です。
特徴
- 首肩の張り
- 胸のつかえ
- イライラ
- 症状が変動しやすい
血瘀(けつお)
血流が滞った状態です。
特徴
- 慢性的な痛み
- 刺すような痛み
- 同じ場所が痛みやすい
寒邪(かんじゃ)
身体が冷えて筋肉が緊張し、痛みが強くなる状態です。
冷房や冬場に悪化する方によくみられます。
湿邪(しつじゃ)
湿度の高い季節に痛みが重く感じるタイプです。
梅雨時期や雨の日に悪化する肩こりや関節痛は、この考え方で説明されることがあります。
ポリモーダル理論と東洋医学の共通点
現代医学と東洋医学は考え方が異なりますが、共通する点もあります。
| ポリモーダル理論 | 東洋医学 |
|---|---|
| 痛みはさまざまな刺激で生じる | 痛みは気・血・水の乱れでも生じる |
| 神経の過敏化を重視する | 全身のバランスを重視する |
| 身体・環境・心理的要因も影響する | 季節・体質・生活習慣も影響すると考える |
どちらも「痛みは患部だけの問題ではない」という視点を持っています。
当院ではどのように評価するか?
やなぎだ鍼灸整骨院では、痛みのある場所だけを施術するのではなく、その背景にある要因を総合的に確認します。
① 問診
- 痛みが始まった時期
- 生活習慣
- ストレス
- 天候との関係
② 姿勢分析
- 猫背
- 骨盤のバランス
- 呼吸の状態
- 身体の使い方
③ 生活習慣
- 睡眠
- 食事
- 運動
- 仕事環境
④ 東洋医学的評価
- 気滞
- 血瘀
- 寒邪
- 湿邪
など、体質や全身状態を確認します。
そのうえで、一人ひとりに合わせた施術や生活習慣のアドバイスを行います。
まとめ|慢性的な痛みは身体からのサインかもしれません
肩こりや腰痛などの慢性的な痛みは、筋肉だけでは説明できないことがあります。
ポリモーダル理論では、神経がさまざまな刺激に反応する仕組みが示されています。
東洋医学では、気・血・水の巡りや体質、生活習慣の乱れが痛みに関係すると考えます。
痛みが続くときに確認したいポイント
✅ 栄養バランスは整っているか
✅ 睡眠は十分に取れているか
✅ 姿勢に負担がかかっていないか
✅ ストレスが蓄積していないか
✅ 身体が冷えたり湿気の影響を受けていないか
痛みは「我慢するもの」ではなく、身体からの大切なサインです。
やなぎだ鍼灸整骨院では、東洋医学と現代の知見を踏まえながら、身体全体を評価し、一人ひとりに合わせた施術と生活習慣のサポートを行っています。
監修者
柳田直樹/鍼灸師(国家資格)
施術歴24年(令和8年現在)
やなぎだ鍼灸整骨院(大阪府守口市)
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