近頃、スポーツ業界や美容・健康の業界で「体幹」という言葉を耳にするようになりました。
体幹とは、体のベースとなるボディ(胴体)の事を言っていますが、一般的に思われているのは、ボディだけでなくインナーマッスル(姿勢保持筋)の反応や体の軸の強さ等も含めて表現されている場合が多いです。
姿勢保持筋・抗重力筋とは?
体幹トレーニングとかインナーマッスルトレーニングとか、筋力強化の定番用語として多くの書籍やテレビ番組でも言われています。では、体幹を感じたことがあるでしょうか?
体の基幹となる軸や姿勢保持感覚を感じたことがあるでしょうか?
腹筋などの感じられる筋肉と違い、使用感や効果を感じる事が難しいのが体幹と言われている姿勢保持筋です。
起きている間、常に活躍している姿勢保持筋は、脊髄反射により無意識に姿勢保持反応を起こして姿勢をコントロールしています。
ですから、選手が体幹を鍛えようと頭で考えながら行うトレーニングでは、実は外側にあるアウターマッスル(運動筋)を鍛えている事になり、根本的な体幹にあたる姿勢保持筋を鍛えている事にはなりません。
鍛える事の難しい姿勢保持筋です。
更に驚くことに、身体の体幹部の関節を可働させる動作、前腕の筋肉・ふくらはぎの筋肉に対して刺激を与える動作、足裏がフィットしたインソールや足を包み込む構造のシューズを使用する事で、簡単に姿勢保持筋は緩んでしまい、体の張りは勿論、姿勢保持反応も出来なくなります。
こんなに単純ではっきりとした足部の機能ですが、残念ながら世の中では知られてはいません。
操り人形の糸が緩んだ状況で人形の手足の動きを起こすことは、出来ない事です。
世の中の多くの方が、常にこの状態になっている事が創造できます。
揺れる体を支える為に運動筋を活用して姿勢保持しなければならず、運動筋の活用による姿勢保持から運動力の低下や慢性疲労、関節炎などの疾病にも繋がってしまいます。
姿勢保持筋・抗重力筋を効率よく機能させるには!
人間が無意識に行っている姿勢保持反応は、関係する腱や靭帯に対して緩める運動や張りを妨げる状況を作ってしまうと簡単に強い体幹や軸となる体の張りが無くなってしまいます。
だからこそ、常に体に張りを感じた強い身体を築き、持ち続ける事が大切になります。
その為にもB-TRインソールを活用して、常に足裏から身体の張りを作っている必要が有ります。
B-TRインソールは、踵、拇趾球、小趾球の三支点の高さと素材を変えた構造を持ち、使用するだけでも足部の靭帯や腱の働きを十分に引き出すことが可能となります。
足の裏をフィットさせて靭帯を止めてしまうのではなく、張りを持たせて本来のアーチの機能を高める事により、姿勢保持は勿論の事、強い運動力を持った体幹を築く事ができます。
そして、この足裏が活性することにより、現代人が、素足でしか反応を起こすことができなくなってきている下肢の循環促進効果(ふくらはぎのポンピング運動による循環機能の補助)を高めて健康的な身体を作る事にも期待が持てます。
常に使用する事で、しっかりとした足部が築かれ、骨盤位置が正しい位置に調整されます。
これは、足部の土台がしっかりしたことによる姿勢保持反応が起きている状況で、骨盤の位置や向きが適正な位置に無意識に調整されると、上体もバランス補正を行う為に鉛直な姿勢へと姿勢の変化が現れます。
どなたも加齢から筋力が衰えてくると、徐々に姿勢が崩れてくると考えていると思います。
B-TRインソールを使用して足元が整うと、無意識に楽な姿勢を維持します。
使用している限り、常に楽を求めるという人間の本能からすると、逆に真直ぐな姿勢に近づくという理想的な姿勢改善が起きてきます。
障害予防や転倒予防の観点からも、運動時には勿論、活動している時には、身体の腱に張りを持った安全で綺麗な姿勢で生活をしたいものです。