監修:柳田直樹/鍼灸師(国家資格)・施術歴24年(令和8年現在)
目次
「もう何年も痛い…」その慢性痛には理由があります
このようなお悩みはありませんか?
- 肩こりが何年も治らない
- 腰痛が何度も再発する
- 膝の痛みが続いている
- 首や肩が常に重い
- 痛み止めを飲むと楽になるが、すぐ戻る
- レントゲンやMRIでは「異常なし」と言われた
- マッサージを受けても数日で元に戻る
もし一つでも当てはまるなら、その痛みは**「慢性痛」**かもしれません。
慢性痛は単なる「筋肉疲労」や「年齢のせい」ではなく、身体全体のバランスや生活習慣、自律神経など、さまざまな要因が関わっていることがあります。
大阪府守口市のやなぎだ鍼灸整骨院では、痛みのある場所だけではなく、その背景にある原因まで丁寧に評価し、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
この記事では、慢性痛が治りにくい理由と、東洋医学・現代医学の両方の視点から改善への考え方をご紹介します。
慢性痛とは?
一般的に、3か月以上続く痛みは慢性痛と呼ばれます。
最初はぎっくり腰や肩こり、スポーツによるケガなどがきっかけでも、組織の回復後も痛みが続くことがあります。
つまり、
「傷が治った=痛みがなくなる」
とは限らないのです。
なぜ慢性痛は治らないのか?
慢性痛には一つの原因だけでなく、複数の要因が重なっていることが少なくありません。
例えば、
- 姿勢の崩れ
- 睡眠不足
- 栄養バランスの乱れ
- ストレス
- 運動不足
- 自律神経の乱れ
- 血流の低下
などです。
これらが積み重なることで、身体は痛みを感じやすい状態になることがあります。
現代医学からみた慢性痛
近年の研究では、慢性痛には神経系の変化も関係していることが分かってきました。
ポリモーダル受容器の働き
痛みを感じる神経の一つであるポリモーダル受容器は、
- 圧力
- 熱
- 冷え
- 炎症物質
など、さまざまな刺激に反応します。
慢性痛では、この受容器や神経系が敏感になり、本来なら痛みにならない刺激でも痛みとして感じやすくなることがあります。
そのため、画像検査で異常が見つからなくても、強い痛みを感じる方がいます。
東洋医学では慢性痛をどう考えるのか?
東洋医学には
「不通則痛(ふつうそくつう)」
という言葉があります。
意味は、
「流れが滞ると痛みが生じる」
という考え方です。
東洋医学では、
- 気(エネルギー)
- 血(栄養や循環)
- 水(体液)
の巡りが悪くなると、痛みが現れると考えます。
気滞(きたい)
ストレスや精神的な緊張で気の巡りが悪くなる状態です。
症状
- 首肩こり
- 胸の圧迫感
- イライラ
- 症状が日によって変わる
血瘀(けつお)
血の巡りが滞った状態です。
症状
- 慢性的な肩こり
- 腰痛
- 刺すような痛み
- 同じ場所が長く痛む
寒邪(かんじゃ)
身体が冷えることで筋肉が緊張し、痛みが強くなるタイプです。
湿邪(しつじゃ)
梅雨や雨の日に痛みが悪化するタイプです。
肩こりや関節痛、頭重感を伴うことがあります。
栄養状態はどうか?
身体は食べたもので作られています。
慢性痛の改善には、身体の修復を支える栄養状態も大切です。
例えば、
- タンパク質
- 鉄
- ビタミンB群
- マグネシウム
などは、筋肉や神経、エネルギー代謝を支える栄養素です。
特定の栄養素だけを摂れば痛みが治るわけではありませんが、偏った食生活や栄養不足が続くと、体調全体に影響する可能性があります。
睡眠はどうか?
睡眠中は、身体を修復し、疲労を回復させる大切な時間です。
睡眠不足が続くと、
- 疲労が抜けない
- 自律神経が乱れる
- 痛みを感じやすくなる
ことがあります。
慢性痛がある方ほど、睡眠環境を見直すことが重要です。
姿勢はどうか?
猫背やストレートネック、骨盤の傾きなどは、一部の筋肉に負担を集中させることがあります。
また、姿勢が崩れると呼吸が浅くなり、自律神経にも影響を与える場合があります。
当院では、痛みのある部位だけではなく、全身の姿勢や身体の使い方も確認しています。
当院ではどのように評価するか?
やなぎだ鍼灸整骨院では、慢性痛を一つの原因だけで判断しません。
① 問診
- 痛みの経過
- 生活習慣
- 仕事や家事での負担
- 天候との関係
② 姿勢分析
- 猫背
- ストレートネック
- 骨盤バランス
- 呼吸
③ 生活習慣
- 睡眠
- 食事
- 運動
- ストレス
④ 東洋医学的評価
- 気滞
- 血瘀
- 寒邪
- 湿邪
- 脾虚
など、体質や全身状態を総合的に評価します。
慢性痛を改善するために大切なこと
慢性痛は、
「痛い場所だけを治療する」
だけでは改善が難しいことがあります。
改善のためには、
- 身体の回復力を高める
- 睡眠を整える
- 栄養バランスを見直す
- 姿勢や身体の使い方を改善する
- ストレスをため込み過ぎない
ことも大切です。
東洋医学では、身体全体のバランスを整え、自然治癒力を引き出すことを目指します。
まとめ|慢性痛は身体からの「生活を見直してほしい」というサインかもしれません
慢性痛は、筋肉や関節だけではなく、
- 神経
- 自律神経
- 睡眠
- 栄養
- 姿勢
- ストレス
- 体質
など、多くの要因が関係しています。
だからこそ、「痛みだけ」を追いかけるのではなく、身体全体を評価することが大切です。
やなぎだ鍼灸整骨院では、東洋医学・姿勢分析・生活習慣の評価を組み合わせ、慢性痛の根本原因を一緒に探していきます。
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