【タバコ】ってどうなの？通院患者さんからの質問！

仕事柄、患者さんとの会話の中で質問を受けます。
その質問の中のお話をお伝えします。
「タバコ吸ってたら、ホンマにあかんの？」『禁煙した方がいいの？」についてお話しします。

タバコの煙＝ＰＭ２．５を吸い続けている！

ちょっと前？今もですね、中国経済の急激発展に伴い大気汚染が問題になってます、
【PM2.5】って知ってますよね！？
タバコの煙も【PM2.5】です。フィルターを通さない副流煙です。
この話を聞いたあなたはどう考えましたか？
フィルター通すから大丈夫！と思いましたか？

今、喫煙者は喫煙ルームでの喫煙がほとんどですね、喫煙ルーム内はPM2・5だらけです。
又、自由に喫煙出来る居酒屋のPM2・5の濃度は空気1立方メートルあたり568μgです。

中国政府が『最悪』と評価した時の北京市内の大気とほぼ同じ基準になります。

つまり、隣国から飛散するPM2・5より喫煙の影響の方が身体に影響します。
結論から申し上げましたが、直接身体に取り入れる物は、身体に何らかの影響は出ますよね。
タバコに限らず、食べ物、薬、飲み物、空気、湿気、意識してますか？

たばこ＝依存という病気です！

本日はタバコについてお伝えしました。
タバコの煙が身体に影響する内容は・・・
【ニコチン】は血圧を上げたり、心拍数を増やします。
【タール】は発ガン性物質になります。
【一酸化炭素】血液中の酸素運搬機能低下させます。
結果的に食道、咽頭、肺の癌や心臓、脳の機能低下を併発させます。
喫煙者の方は、身体に良いと思ってタバコを吸い続けている方は殆どいなく、本人も自覚があるんです。
なぜ、身体にとって喜ばしくない事を続けるのかは、答えは【ニコチン依存】なんです。
いわゆる、病気なんです。

【ニコチン】の恐ろしさは、薬物と同様ですね。
タバコはPM2・5の塊です。
なので、吸い続けると身体への影響とこちらにも影響があります。
『スモーカーズフェイズ』と言われる、特有の顔つきになる前に手を打ちましょう。
目尻や口周囲の目立つ深いシワ、くすんだ肌、乾燥した唇、白髪、歯や歯茎の変色、口臭なのが出現し、美容面も台無しです。

以上の事も考慮して頂いて、喫煙者の方は禁煙します？
禁煙出来なくても、知っていて欲しい事は副流煙による被害は主流煙に比較して3～4倍も濃度が高いと言う事です。

当院の隣にはタバコの自動販売機があるんですが、購入者の方を見るたびに上記の事をお伝えしたいと考えております。
そう言う私も、6年前までは喫煙者でした。
偉そうな事言いまして、すいません。最後までお読みいただき本当にありがとうございました