守口市の整体なら「やなぎだ鍼灸整骨院」

 頭痛は病気のサイン

頭痛ブログ

頭痛に隠れている病気
頭痛が痛いだけで、すまさないで下さい。
悪玉頭痛が起きる時は、それに伴って、色々な症状が起きます。ただ、「頭が痛い」だけではす
まないのです。例えば、吐き気がするとか、手足がしびれるといった具合に出現します。

頭痛に伴う症状を見ると、その頭痛の背後に隠れている病気が明らかになってきます。

どんな時に痛むか、どんな症状が組み合わされて出てくるかによって、その病気を見分ける事ができます。

正しく見分ける事によって、対応の遅れや間違いを防げるはずです。次からは、頭痛以外に伴う症
状を解説します。

 

糖尿病の人は要注意

頭痛ブログ
低血糖を起こすと、けいれんを起こす事があります。

朝食を抜いたり、お腹が極端に空いてくると、頭痛が起きるという人がいます。これは、血液中ぶ
どう糖の濃度が減ってしまう低血糖が原因と考えまれます。

頭痛ブログ
低血糖は、多くはインスリンや経口血糖降下薬を使って糖尿病の治療をしている人に起こります。
血糖値が60mg/dl以下になった状態といいます。

食事のりょうが少なすぎたとか、激しく運動した。投与したインスリンの量が多すぎた時に起こ
りがちです。

低血糖になると、身体のしぼうが脂肪酸となって溶けていきます。脂肪酸は、片頭痛誘発物質です。

そのため頭痛が起こるのでしょう。

低血糖の時は、角砂糖を1~2個なめたり、ジュースを飲むなどして糖分を補います。

糖尿病ではないのに、空腹時に頭痛がする人は、食事をすれば回復します。

糖尿病の人の場合、低血糖の症状は人によって違うので、自分の症状を自覚し、空腹を補うクッ
キーや角砂糖をいざという時に持ち歩くようにするとよいでしょう。

 

慢性硬膜外血腫を疑う

頭痛ブログ
頭が痛いだけではなく、ボケも出てきた

頭痛とボケ症状がある場合、認知症かと思ってしまいがちですが、決めずに疑って見てほしい病
気があります。「慢性硬膜外血腫」という病気です。

頭を打って、1~3ヶ月後くらいに、頭痛やボケ症状などが起こる病気です。

頭を打ったという記憶がないくらい軽い打撲でも、その打撲によってできた頭の中の傷から、少
しずつ硬膜と脳の間に100ml以上の血液が溜まっていきます。ほとんどは、頭の半分、片側だけ
に起きます。

年配の男性に多い病気で、その症状が、痴呆症に似ているために、痴呆症と間違われる事も多い
ようです。軽いマヒや歩行障害が起こる事もあります。

CTやMRI検査で、比較的簡単に診断がつきます。慢性硬膜外血腫であれば、頭に小さな穴を開け
て、血液を洗い流す手術で治す事が出来ます。もちろん治ればボケ症状もなくなります。

 

起き上がるのがきっかけ

頭痛ブログ
起き上がるのがきっかけ
朝に起こる、頭痛の正体を知る

朝、目覚めて起き上がったとたんに頭痛がするのは、なんとも憂鬱です。

起き上がる時にガンガンと強い頭痛が起こるのは、「低髄液圧症」です。脳を支えている髄液が
少なくなり、脳が下がってしまうために起こります。治りにくい頭痛の原因として注目されていま
す。

朝のうちだけ痛む事が多いのは、「脳腫瘍」もあります。早朝の頭痛が特徴です。嘔吐やうっ血乳
頭などの症状が、見極めるカギとなります。

頭痛ブログ
子供の朝の頭痛は「起立性低血圧」が原因である事が多いようです。起立性低血圧は、自律神経
調節機能に問題があり、立ちくらみや失神などの脳貧血症状や、動悸、腹痛、倦怠感なども伴い
ます。

起立性低血圧の80%に頭痛が現れます。

これらの症状は、午前中、特に朝強く現れ、午後から夜にかけて楽になるため、さぼりや不登校
と間違われてしまいますが、病気ですので治療が必要です。

 

脳腫瘍を疑う

頭痛ブログ
頭が痛い、目も変だ

物が二重に見える、視野が狭くなってきた

目の病気、近視、遠視、乱視、老眼、眼精疲労、メガネの不適合…。

これらは、頭痛の原因になります。

一方、目の病気で頭痛を伴うのが、「緑内障」です。頭痛の他に、照明の周りに虹が見えるとい
う症状があります。

視力や視野に障害が出る頭痛で代表的なのが、「脳腫瘍」です。眼底にいく視神経の根元の乳頭
部分にむくみがある状態で視力が低下してきます。物が二重に見えたり、視野が狭くなったりし
ます。

視力がおかされる頭痛には、数は少ないのですが、「側頭動脈炎」があります。こめかみの血管(側頭動脈)が炎症を起こす病気です。

ひどくなると視力障害が起きたり、体重が減少したり、全身がだるくなったりします。こめかみ
から始まって頭全体が痛み、物を噛むときアゴのあたりに痛みを感じるのが特徴です。

 

脳梗塞と脳腫瘍を疑う

頭痛ブログ
脳梗塞と脳腫瘍を疑う

手足が動かない、ろれつが回らない

手足のマヒやしびれ、ろれつが回らないなどと言った神経症状が伴う頭痛は、明らかに危険な頭
痛です。

「脳腫瘍」や「脳梗塞」にこれらの症状が現れます。

脳腫瘍の場合は、手足に力が入らなかったり、ろれつが回らない、カラダのバランスが上手くと
れない、ひきつけるなどといった症状が出ます。

これらの症状はどんどん悪くなっていきます。

脳梗塞の場合は、手足のマヒ、しびれ、片方の目が見えない、ろれつが回らないなどの症状が出
ます。頭痛よりこれらの症状が強く現れます。脳腫瘍より緊急を要する病気なので、こういう症状
が出たらすぐに診察を受ける必要があります。

同じ血管障害による頭痛でも、「くも膜下出血」と違うのは、こうしたマヒなどの神経症状があ
るかどうかという点です。

 

急性硬膜外血腫を疑う

頭痛ブログ
吐き気や嘔吐を伴う頭痛

頭痛に吐き気を伴うと、非常に不安になるものです。しかし、片頭痛でも吐き気を伴う事があり、
吐き気だけで危険な頭痛と決められません。

ただし、吐き気を伴う頭痛には緊急を要する病気が隠れている事もあるので注意が必要です。

「脳腫瘍」は頭痛、嘔吐、うっ血乳頭が3大症状です。嘔吐だけではなく、物が二重に見える、視
力が低下するなどの症状と、ろれつが回らないなどの神経症状が伴い、それらの症状がどんどん
進むようなら脳腫瘍の疑いが高くなります。

「髄膜炎」も吐き気や嘔吐を伴う事が多いのですが、発熱や嘔吐を伴う事が多いのですが、発熱
や首の後ろが硬くなる項部(うなじ)硬直があるかどうかが見分けのポイントになります。

頭を打った後に、頭痛がひどくなったり、気分が悪い、吐き気がするというのは「急性硬膜外血
腫」で、この場合は、すぐに脳神経外科へ行かないと命の危険があります。

 

髄膜炎を疑う

頭痛ブログ
髄膜炎を疑う

頭が痛い、熱が出た

風邪と思っていたら、大変です。

高熱が出て、頭が痛い、誰もが、風邪やインフルエンザを疑います。しかし、「髄膜炎」の可能性
があります。

髄膜炎の症状は、発熱、頭痛、気分不快、吐き気、嘔吐、風邪とよく似ています。しかし、風邪
より症状は重くなります。頭痛も、起きていられないほどのひどいものです。

髄膜炎は、細菌、ウイルス、カビなどが、脳の髄膜に感染して起こりますが、中でも「ウイルス性
髄膜炎」は風邪に引き続いて起こるので、ますます見分けがつけにくいのです。

風邪やインフルエンザと見分ける1番の着目点は、首の後ろが硬くなっているかどうかという点で
す。項部(うなじ)硬直というもので、コックリと首を胸につける動作がしにくくなります。

後頭部を中心とした頭全体の激しい痛みと、風邪にしてはひどすぎる全身症状があったら、髄膜
炎を疑います。

守口市の整体なら「やなぎだ鍼灸整骨院」 PAGETOP