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 【頭痛】の原因色々

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常に重い頭を支えている首が原因の頭痛があります。

緊張性頭痛のところで、人間性の頭が非常に重いという話はしましたが、その重い頭を支えてい
る首には、いつも大きい負担がかかっています。

 

近年増加中、ストレートネック

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ほっそりとした首(鶴の首)は、イノシシのように首がしっかりしている人より、首の筋肉にかかる
負担が重く、緊張性頭痛になりやすいのです。

また、普通の頚椎(首の骨)は弓なりの形をしていますが、頚椎がまっすぐな形をしているストレー
トネックも頭痛の原因になります。首の筋肉に負担がかかっている状態だからです。この場合は後
頭部が痛みます。

年をとって、頚椎が変形して起こる変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアも、後頭部が痛む原因と
なります。

こ後頭部の痛み以外に、首や肩のコリ、手の痺れ感、めまいなどの症状が起こります。整形外科
へ行って検査を受けましょう。

頸部の筋肉もコリが慢性化するとしこり(硬結)が出来、これが筋肉痛も震源地となって慢性の緊張
性頭痛、肩コリの原因となります。

しこりをマッサージしたり、ハップ剤を貼る、ホットパック、低周波などの物理療法などで治療し
ます。

※首が原因で起こる頭痛は、後頭部が痛む事が多い。

 

帯状疱疹の場合 

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今まで頭痛を経験したことがない人は帯状疱疹を疑え

子供の頃に水ぼうそうにかかったり、水ぼうそうの予防接種を受けた人に発症しやすい病気に、
帯状疱疹があります。過去に感染した時、ウィルスが知覚神経の根元にひそんでいて、何かのきっ
かけで再活性化し、発症します。

多くの神経痛のような痛みで始まります。その後、身体の神経に沿って、虫刺されのような赤い発
疹が帯状に広がります。頭から足までどこにでも現れます。比較的年齢の高い人に多く見られます。

後頭部にある太い神経(後頭神経)に帯状疱疹が現れると、後頭部頭痛の原因になります。

今まで、あまり頭痛を経験した事がなかったというような人が、後頭部に強い痛みを感じたら、
頭皮を観察して、水泡が出来ていないか調べて見ましょう。

水泡がある場合は、皮膚科、あるいは内科に相談して下さい。

消炎鎮痛薬や抗ウィルス薬で治療されます。無理をすると、神経痛が残ってしまう事があります。
きちんとケアする事が大切です。

 

うつ病との関係性 

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頭痛の治療をしてもよくなりません

片頭痛は脳の神経伝達物質であるセロトニンと関係しています。

セロトニンは情緒、注意力、睡眠、疼痛などをコントロールしていますが、脳内のセロトニンの
濃度が慢性的に変化すると心療内科的な問題を招く一因となります。

心療内科的な問題とは、はっきりした理由もないのに恐怖感や不安感に襲われる不安症、うつ病
などです。

ストレスの強い現代生活の中で、うつ病やうつ状態人が増えています。「一向に頭痛がよくならな
い」という人の中には、うつ病が原因で頭痛が起きているケースが、少なくないのです。そういう
人は、いくら頭痛の治療をしても変化が出ないのです。

うつ病およびうつ状態の頭痛は、「抑うつ性頭痛」と呼ばれ、タイプとしては緊張性頭痛に属し
ます。しかし、普通も緊張性頭痛のようにマッサージや鎮痛剤では効果がありません。頭痛も、
痛むというよりか、頭がスッキリしない、もうろうとすると言った頭痛の不快感を「頭痛」「頭
が重い」ととらえる人が多いようです。

うつ病は「心の風邪」と表現されるように、誰でも起こる可能性なある病気です。きちんと診断
を受けて、処方していただき、休養をとれば、治る可能性は大きいです。

頭がなんとなく、スッキリしない、よく眠れない、何もする意欲がわからないというような時は、
心療内科や精神科を受診する事です。

※誰にでも起こる可能性があります。

 

更年期と頭痛の関係性 

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ホルモンの減少や年齢からくる頭痛

女性は40歳半ばから、様々な身体の変化を感じるようになります。卵巣の機能が衰え始め、生理
が不順となり、やがて閉経します。この閉経前後の数年を「更年期」と言います。

女性ホルモン(エストロゲン)をつくっていた卵巣の機能が衰え、エストロゲンが減ってくる事によ
り、様々な影響が出てきます。ほてりやのぼせ、発汗などの更年期障害と呼ばれる不定愁訴の中
に頭痛もかなり高い割合で起こるようです。

頭痛が起こるのは、ホルモンの変化だけでなく、年齢的な問題、老眼による目の疲れ、首や肩の
筋力が落ちたための肩コリなども原因になります。

また、ちょうど子供が独立したり、夫の定年、親の介護などで、生活が変化する時期でもありま
す。そのため、夫婦間の問題、自分自身の生き方の問題など、様々な問題によるストレスが、頭
痛の原因になる事もあります。

しかし、まだまだ人生これからと前向きにとらえ、パートナーやまわりの協力もあおいで、この
更年期を乗り越えてください。

もし、症状が辛い時は、婦人科をたずねましょう。漢方薬や、抗不安薬、自律神経調整薬などよ
い薬も出ていますし、ホルモン補充療法などの治療法もあります。閉経を過ぎると頭痛も、他の
更年期障害と同様に楽になってきます。

※子供の独立、介護のはじまりなど、生活の変化がきっかけになり発症、ケアには、パートナー
の協力が必要です。

 

 頭痛がスッキリ

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●頭痛と縁を切るには、3つのRが大切です。

Relaxation
リラックス :緊張や不安は、痛みへの意識を集中させます。肩の力を抜いて、無理をしない事です。

ゆとりあるスケジュールを立てるよう心掛けましょう。

毎日の生活の中で、緊張と休みのリズムを上手く構成する事です。

Rest
休憩: 何事も根を詰めない事です。過労を避け、仕事と休養のバランスを上手くとりましょう。
出来るだけ規則正しい生活を心掛け、十分な催眠をとりましょう。

Recreation
レクレーション :自分なりの気分転換の方法を見つけましょう。1日30分のストレス解消法をしま
しょう。

自分の頭痛について、よく理解し、頭痛をやわらげる方法を知って、それを実行しましょう。「頭
痛がスッキリ」する事うけあいです。

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