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 要注意しなければいけない【頭痛】は?

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片頭痛の新しい見分け方をご存知ですか?

これまで、片頭痛は片側だけ痛む事、ズキズキと脈打つように痛む事が診断のポイントとされてき
ました。

その為、両側痛む場合や、脈打つように痛まない頭痛は片頭痛ではないと診断されてきたんです
が、現在では次のような点が片頭痛を見分けるポイントと考えられるようになりました。

●反復性の頭痛
●日常生活や動作に影響がある頭痛
●吐き気・むかつき・嘔吐

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要注意頭痛  チェックリスト

チェックリスト
二つ以上当てはまったら、片頭痛の可能性大。チェックしてみましょう。
☑脈に合わせて「ズッキン、ズッキン」と痛む
☑ 痛みは頭の片側の時が多いが、両側の時もある
☑ 強い痛みが数時間から3時間程度続く
☑ 仕事や日常生活に支障をきたす
☑ 身体を動かしたり、力んだりすると、痛みがひどくなる
☑ 吐き気がしたり、吐いてしまうことがある
☑ 音や光に敏感になり、まわりがうるさかったり、眩しい場所に出ると痛みがひどくなる
☑ 頭痛の直前に視野の周囲にチカチカした眩しいギザギザ線が現れる
☑強い頭痛は月に2~3回から年に数回おこる
☑週末やストレスから解放されたとき、月経前後に痛むことが多い

 

 身体の異変を知らせる警報機

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怖い悪玉頭痛は!

身体の異変を知らせる警報機

今までに経験した事がない頭痛がキーワードです。

頭痛になって不安を感じるのは、この悪玉頭痛があるからです。悪玉頭痛がどういうものかよく
知っておけば、必要以上に怖がることはなくなります。

悪玉頭痛は「二次性頭痛」と呼ばれ、脳や身体に病気があって起こる頭痛です。

この場合の頭痛は、「危険を知らせる警報機」の役目を果たしているわけです。

危険な頭痛の特徴は、ひとことでいえば「今までに経験した事がないような」頭痛です。

突然起こる強烈な頭痛、だんだんとひどくなる頭痛、高熱を伴う頭痛、力んだり頭を振るとひど
くなる頭痛、マヒやボケ、視力の異常など、神経や精神の異常を伴っている頭痛などがこれにあ
たります。

これらの頭痛が知らせてくれる病気は、くも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍、髄膜炎、急性硬膜外血
腫などです。

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脳の病気は、CTスキャン(コンピーターを使った脳の断層写真)で、比較的簡単に発見できるよう
になりました。

「今までに経験した事がないような」頭痛の時は、迷う時は、迷う事なく脳神経外科や、神経内
科の診察を受けましょう。

 

くも膜下出血

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頭の中に「ガーン」という衝撃が走る

かなづちで殴られたような痛みだけではありません。

悪玉頭痛の中で、激しい頭痛を伴い、短時間で死にいたる危険がもっとも高いのはくも膜下出血です。

この頭痛の特徴は「かなづちで殴られたような激しい痛み」とされてきましたが、頭痛が目立た
ないない事もあるという事がわかってきました。

そこで、「突然やってくる頭の中のガーンという衝撃」が特徴で、激しく痛む事もあるが、頭痛を
あまり感じない事もあると言い換えた方がよいかもしれません。

気が遠くなる感じや、めまい感などの異常が起き、それが持続します。頭痛は頭全体、あるいは
後頭部を中心に現れます。

くも膜下出血の「くも膜下」とは、脳をおおっている膜のひとつです。脳は、軟膜、その上をくも
膜、さらにその上を硬膜という三層の膜がおおっています。

そして、軟膜とくも膜の間には、くも膜下腔というすき間があって髄液という液体で満たされてい
ます。そこへ血管が破れて出血するのが、くも膜下出血です。

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くも膜下の原因は、脳動脈瘤の破裂がほとんどです。突然の痛みは、出血した血液がくも膜の周囲
の神経や髄膜を刺激する事によって起こります。

出血が多いと、意識を失ったり、けいれんしたりする事もあります。「突然やってくる頭の中のガーンという衝撃」があったら、たとえ夜中でもすぐに救急車を呼んで、脳神経外科へ行きます。
くも膜下出血の診断はCT検査で行われます。検査に苦痛はありません。

痛みが激しくなくても、軽くすんだ場合でも、安心は出来ません。次にまた、大きな発作が起き
る可能性が高いからです。すぐに検査だけは、受けておく必要があります。

頭の中に変な衝撃があったら、「くも膜下出血では?」と疑ってみる事が、大切でしょう。

 

脳梗塞の恐怖

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脳梗塞には前兆がある

ろれつが回らない、はしを落とす、めまい、しびれなどがあったら。

脳の血管障害の中で、もっとも多いのが、脳梗塞です。脳梗塞の場合、必ず頭痛が現れるわけで
はありません。頭痛よりも、ろれつが回らない、手足のマヒなどの神経症状が中心です。それでも
17~34%の人に頭痛が起きます。

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脳梗塞は、脳の血管の内腔が細くなったり、つまったりして、血液の流れが悪くなってしまう病
気です。その結果、脳に運ばれる酸素や栄養が不足すると、短時間のうちに、不足した血管周囲
の脳は死んでしまい(壊死)、働きが低下したり、失われたりします。

その為、早く治療を受ける必要があります。脳梗塞が疑われたら、すぐに神経内科、脳神経外科
へ行きましょう。

それでは、脳梗塞の症状を述べていきます。

脳梗塞が起こる前に、手足のマヒ、しびれ、めまい、片方の目が見えない、ろれつが回らないな
どの症状が現れ、短時間でおさまる事があります。これを「一過性脳虚血発作」といいます。ほと
んどの場合、本格的な脳梗塞の前ぶれとして起こるものです。たとえおさまっていても、必ず医療
機関を訪れて下さい。

 

 脳腫瘍の正体

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怖い脳腫瘍の正体
痛みがだんだんひどくなる

早朝に頭痛がしたり、ものが二重に見えたりする。

脳腫瘍というのは、文字通り脳に腫瘍ができる病気です。しつこい頭痛が続くと「脳腫瘍ではな
いか」と心配する人が多いようですが、一年で一万人にひとりの病気です。

しかも、脳腫瘍の3分の1は頭痛がありません。

脳腫瘍=頭痛という図式が成り立たない場合もあります。

脳腫瘍の特徴的な症状は、頭痛、嘔吐、うっ血乳頭です。うっ血乳頭とは、目の奥(眼底)のむくみ
で、眼底検査でわかります。

「早期頭痛」といって、朝方頭痛が起こる事が、セキをしたり、力んだりした時に痛んだり、時
間と関係なく痛むこともあります。1ヶ月くらいのうちに頭痛がどんどんひどくなります。

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これ以外にも、ぼんやりしている、ものが二重に見える、手足にマヒがある、けいれんが起きる
などの症状が起きます。

「脳腫瘍です」と聞くと、絶望的な気分になる人が多いようですが、良性のものも多く、手術方
法も進んできています。

何より、早期発見、早期治療が大切です。怖がらずに、脳神経外科で検査を受けましょう。

 

髄膜炎って知ってますか?

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髄膜炎って知ってますか?

風邪にしてはひどい頭痛が続きます

風邪より重い症状です。吐き気があり、実際に吐くことも。

強い頭痛と発熱の組み合わせは髄膜炎を疑います。風邪と症状が似ていますが、「風邪にしては、
こんなにひどい頭痛ははじめてだ」と感じる事が、髄膜炎を疑うきっかけになります。

 

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症状はかなり重く、吐き気や嘔吐も見られます。

頭痛は緊張型頭痛によく似た後頭部の痛みで、首から後頭部、頭全体にかけて激しく痛みます。
首が硬くなって、コックリうなずきにくくなる「項部硬直(うなじ)」は重要な兆候です。

髄膜炎というのは、脳を包んでいる髄膜という膜に炎症が起こるものです。細菌やウイルス、結核
菌、カビなどが、呼吸器などから血液中に侵入したり、副鼻腔炎や中耳炎、外傷や手術などをきっ
かけに入り込んで炎症を起こします。

髄膜炎を疑ったら、髄液検査(腰椎に針を刺して髄液を採取する)をすれば診断が出ます。
症状がひどくなると、意識障害やせん妄状態(夢うつつ)になり、手遅れになると死亡する事もあり
ます。

「ただの風邪ではない」と感じたら神経内科を受診して下さい。

 

 急性硬膜外血腫

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急性硬膜外血腫

頭蓋骨にひびが入ったのが原因

頭を打った後、頭痛や吐き気がしたら

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「頭を打ったけど、その後も元気そうだったし、自分の足で歩いて帰ったのにどうして?」と言
いたくなるほど、頭を打った後、時間が経ってから起こるのが急性硬膜外血腫です。

これは、頭を強く打った時に頭蓋骨にひびが入り、脳の一番外側の覆っている硬膜の血管を傷つ
けしまう事によって起こります。

硬膜の外、頭蓋骨の下に出血がたまるので、はじめは意識がはっきりしています。

頭を打ったけどなんともなさそうと思っていると、出血がひどくなって、頭痛と吐き気が始まり
ます。さらに出血が進行すると、意識がなくなり、最終的には死亡します。頭を打ってから、なく
なるまで、僅か数時間です。

頭蓋骨は普通1㎝ほどの暑さがありますが、側頭骨は数mmの暑さしかなく、簡単にヒビが入って
しまうため、硬膜外血腫は、こめかみの部分を打撲した時に起こりやすいのです。

頭を打った後に、頭痛や吐き気がしたら、すぐに脳神経外科に行って下さい。診断がつけば、血
腫(血のかたまり)を取り除く手術で命を救う事が出来ます。

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